ロボットは泣かない

探しものはいつもいつも見つからない。

【トラウマ】バイクが怖い

私は大学生の頃、変質者に襲われたことがあります。最初に言っておくと、最悪のケースは免れました。怪我もなかったです。

その程度のことですが、4年近く経った今でも体が震えることがあります。私はあの時初めて『他人に自分の心を壊される』という体験をしました。

 

マンションの駐輪場で

バイトが終わり自転車で帰宅している途中、音がして振り向くとライトが一つ見えたんです。それで後ろからバイクがついてきているとわかりました。少し嫌な感じがしたんですが、たまたま同じ方向なだけだろうと思ってましたし、マンションの近くの道を曲がって行ったので、少し安心したのを覚えています。

それから駐輪場に自転車を停めるため他の自転車を寄せていたら、後ろからバタバタバタッと足音がしたんです。驚いて振り返ると、全身を黒の服で包み、フルフェイスのヘルメットをかぶった男が私のすぐ後ろまで来ていました。なぜかわかりませんが、そのときスローモーションに動いて見えたんですよね。

え?と思った次の瞬間には肩を抱かれ、もう片方の手で口を塞がれていました。肌に触れた感触で男がレザーの手袋をしていたことにも気が付き、4月なのに何で?と場違いなことを考えました。

でも襲われてるという自覚もしっかりあって、なんとか必死に抵抗しました。幸いにも、弾みで手が離れたときに叫び声が出せたんです。それを聞いた向かいのアパートの人がベランダに出てきてくれて、犯人は私から離れました。

犯人が走り去ったと思ったらすぐに大きなバイク音がして、後ろについてきてた人に襲われたんだと、その時ようやく理解しました。

呆然としていたので誰かは覚えていませんが警察に通報してくれた人がいたようで、意識を戻したときにはパトカーが現場に到着していました。

 

警察が到着してから

現場検証

警察に最初、どんな言葉をかけられたのかは覚えていません。どのように襲われたのか、犯人の特徴、バイクの種類、私自身のことについて問われ、その後で現場検証が行われました。

バイクは私から見えない曲がり角に停めてから犯人が走ってきたので全く説明できず、音が大きかったことしか伝えられませんでした。

自分がされたことを警察に事細かに話し、犯人役の警察の方と私自身がそれを再現するんです。左手は肩、右手は口を押さえられて…と、全く同じように。

また、「襲われた場所に指差して。」などと指示もありました。現場に突っ立って指差しする私ごと現場を写真に収めていました。

 

署内で聴取、DNA鑑定

現場検証が終わるとパトカーに乗せられ、警察署まで行きました。DNA検査服や肩、顔など犯人が触れた場所を調べるため、女性警察官が私の体に綿みたいなものを振っていたような気がします。ここは記憶が曖昧です。覚えているのは、手袋をしてたから調べても何もわからないだろうと思ったことです。

その後は個室で更に状況を詳しく聞かれ、地図を広げてバイトから家までどの道を通るのかの確認もされました。私の発言も調書だったのか、全て紙面に記載していました。言われるがまま被害届も出しましたが、なぜそうなったのかも覚えてません。

全てが終わった後、家までパトカーで送ってもらいました。襲われたのが夜の12時半で、帰宅したのが確か3時くらい。約2時間半ほど時間がかかったみたいです。

 

警察に言われたこと

  • あまり夜遅いバイトも危ないから気をつけて
  • 犯人は君をたまたま見つけてついてきたんだろう
  • 行動や格好から見て恐らく常習犯と思う
  • 絶対捕まえるからね

もし犯人が捕まったら連絡しますと言われましたが、その後、犯人が捕まったという連絡はありません。どうか他の方が被害を被らないようにと願うばかりです。

 

 

事件後の私

最悪のケースには至らなかったおかげが、気が触れたりするようなことはなかったです。ただ襲われたのがマンションの前だったので、家も知られていると不安になり、外出ができなくなりました。

たしか2週間以上は引きこもっていたと記憶しています。たとえ昼間でも外に出るのが怖かったんです。部屋の中にいても物音がするだけで不安になったりと、多少情緒不安定だったかもしれません。

夜は当然のように1人ではいられなかったです。眠れなくて睡眠薬を頼ったのもこの時が初めてでした。夜中に自分の叫び声で目が覚めたり、寝言で怖いと言ったりと、当時の彼氏や友人にはだいぶ心配をかけましたね。

外出するようになっても週一回の大学へは友人に迎えにきてもらったり、タクシーで行ったり、買い物にも彼氏に車を出してもらうという、割と迷惑な奴でした。

大学で講義を受けているときにも、犯人の乗っていたバイクと似たような音が聞こえたら動悸がしたり体が震えたりと多少の弊害もありましたね。

 

 

フラッシュバックは本当にあった

私が体験した以上の被害にあった方は悲しいことに多いでしょう。私は自分で言うのもおかしいですが、『何もなかった』わけですから。もちろん他人にそんなことを言われたら穏やかではいられないですけど。

そんな私でも、恐怖を思い出すことがあるんですよ。これは正直自分でも驚いたことです。

帰宅途中に見たライト、迫ってくる足音、振り返ったときに見た黒づくめの男、走り去るバイクの音。 

被害にあって間もない頃はもちろんのこと、今でもこれらの中の何か一つでも見聞きときには平静ではいられなく時があります。かなり頻度は少なくなりましたが。

 

 

あとがき

ちょーっと重い話になっちゃいましたね★

これも秋のせいでしょうか。なんかふと書きたくなっちゃいました。書いてて苦しいところもあったんですけど後悔はしてませんっ!(`・ω・´)キリッ

他にもネタになるのかわからないですが、私がこれまで出会った変な人の話も書きたいと思ってます。今度はもっとライトな感じで(笑)

今日も読んでくださり、ありがとうございました!